肩こり

肩こりは、筋肉への酸素不足と老廃物の蓄積からですが原因は様々です。
				- 肥満体
 - 極端なやせ型(肩の筋肉が貧弱)
 - なで肩(首や肩の筋肉が貧弱なことが多い)
 - 猫背(いつも背中が丸まっているような姿勢をとる)
 - 首を下げ、下を向いたような姿勢をとることが多い
 - 腹ばいになって本を読む
 - 足を組み、前かがみでデスクワーク
 - 枕が高すぎたりやわらかすぎたり
 - 冷え症
 - 運動不足
 
などの原因が多いようです。
また、これらの姿勢を繰り返すことで『ストレートネック』となることも... ストレートネックとは、首回りの筋肉に継続的に負荷がかかり、頸椎(首の骨)の本来のカーブが失われて、真っすぐな状態になってしまう事です。
本来はカーブが30度〜40度の角度が正常といわれています。それは、頭の重みを支える為のクッションとなります。その頭の重さとは約5kg。お米5kgを想像してみてください。
なんとそれがこの細い首の上にいつも乗っているのです。
長時間のパソコンやスマホを覗きこんで前屈みの姿勢が続くと、首の後ろの筋肉が頑張って頭を起こそうとし、徐々に必要なカーブが失われていってしまいます。
それが肩こりや頭痛を引き起こします。はたまた首のたるみが発端で二重あごになることもあるそうです。今から頻繁に意識をするだけで、予防・改善が出来るはずです。気がついたらそうなっていたとなりかねないので、そうなる前に行動しましょう。
肩甲骨の動きを意識しながら行うストレッチを紹介します。
〈 その1 〉
- 息を吸いながら肩を上げます。
 - 息を吐きながら肩を下ろします。
 
注)肩に力が入らない程度に上下しましょう。
〈 その2 〉
- 息を吸いながら肩を上げます。
 - 息を吐きながら、少し肩を後に引きつつ肩を下ろします。
 
注)顎が前に出る程肩を引かないようにしましょう。
〈 その3 〉
- 息を吸いながら肩を上げます。
 - 息を吐きながら、少し肩を後に引きつつ肩を下ろします。
 - 耳の下に肩がきたら、中指をズボンの横の縫い目に添って下に引いていきます。
 
注)肩が内巻きにならないように気をつけましょう。
ポイントは深い呼吸。そしてリラックスしながら行う。
各パートを5回ずつから行ってみましょう。