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トレーニングについて

心と身体のリラックス法

『なんとなく身体がだるい』、『調子がでない』 そんな方は交感神経を落ち着かせ、副交感神経優位にすることが大事です。 副交感神経とは身体をゆったりリラックスする時に働く神経、 その逆で、興奮状態にもっていくのが交感神経です。

心と体をリラックスさせる方法の一つとして、 「仙骨を温める」という方法があります。
仙骨とは、右の骨盤と左の骨盤を後ろで繋ぐ逆三角形の骨の事。
腰の少し下に手のひらを当てると、手のひらがピタッと吸い付くように平らな骨が感じられると思います。それが仙骨。 その仙骨を温めることで、副交感神経が刺激されて身体がリラックスするのです。内臓にも血液が巡りやすくなります。

背中や腰には交感神経が集まっています。
反り腰や猫背などで背中が常に緊張している方は、交感神経がずっと働いてしまっているかも。いつも疲れている…なんて方は、背中や腰の緊張をほぐしてあげるのもいいですね。 仙骨は、熱くなりすぎないように気をつけて約5分、湯たんぽやカイロで温めましょう。 睡眠導入にも効果ありです。

他にも、過敏になった交感神経を落ち着かせるのには、ぬるめのお湯が効果的です。
ゆっくりとお風呂につかって心も身体もリラックスさせてみてはいかがですか。
副交感神経を刺激するには40℃くらいのお湯で約15分、39℃で約20分、41℃で約10分が目安です。42℃以上になると逆に交感神経が働いてしまうそうなのでご注意ください。

ゆっくり浸かって体温を少し上昇させると、眠りの導入も良くなります。ただし、スマホやテレビを眠る直前に使用すると、また交感神経が働いてしまうのでほどほどに。

ハーブティー、アロマオイルも効果的です。
ハーブの香りがすべてリラックス効果を与えるわけではありませんが、カモミールやジャスミン、ラベンダーの香りは、副交感神経の働きを高め、リラックス効果をもたらすことがわかっています。

カモミールは「眠気の増加」「睡眠の継続」「寝つきの改善」などの効果が、女性では「睡眠の継続」が確認されています。温かいほうがリラックス感が増大するというのでカモミールティーなどいかがでしょうか。

アロマオイルでラベンダーの香りを嗅げば、緊張した心身をリラックスさせてくれるかもしれません。

間接照明でリラックス
壁や天井に反射して届く間接照明の光は、柔らかく、リラックスでき、副交感神経に穏やかに効いてくれます。
間接照明を上手く使い、ゆったりとした夜を過ごしてみてはどうでしょう。
白い光ではなく、オレンジの光が落ち着ける空間を作り出すポイントです。
落ち着いた照明の中でくつろいでいると、自然に副交感神経が優位になります。

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