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トレーニングについて

座り姿勢

「座骨」で座る
お仕事中や食卓、カフェなどで、どのように座っていますか?

イスに浅く座り、背もたれにもたれ掛かって座る方が多いのではないでしょうか。骨盤は後ろに倒れ、腹筋が弛み、腰が上半身を支え、内臓は押しつぶされている。そんな状態が身体に良いわけがありません。

では、どう座るべきか。ポイントは“座骨で座る”です。イスに浅く座り、お尻の下に手の甲を入れてみてください。指先にあたる骨が“座骨”です。意外に内側についているのが分かると思います。座った時に一番下になる骨です。その座骨に体重をかけて座るのが正しい座り方です。骨盤を前後にしてみると、座骨が真っすぐ下に突き刺さる感覚が分かりますか?

座骨が真っすぐ下に突き刺さる感覚で座ると骨盤の位置が正しい場所に決まります。骨盤の位置が決まると、そこから背骨がキレイに積み上がって背骨の位置が決まります。その上に頭がポンッと乗っかる感じ。

これが身体に負担をかけず見た目も美しい、正しい座り姿勢です。イスに座る時には“座骨”の位置がとっても大切。まずは“座骨”の存在を知って上げてください。

さまざまなシーンで応用

  • デスク作業
    骨盤を立てて座り、背もたれにはもたれません。足とひざの角度は90度になることを意識しましょう。また、足裏は完全に地面につけるようにしましょう。
  • 床座り
    クッションをうまく活用して骨盤を立てることを意識しましょう。正座は骨盤が立ちやすく安定した姿勢です。柔らかいクッションをお尻と足の間にはさむと、足のしびれを軽減させることができます。
  • ソファ座り
    背当てクッションを使って背もたれとの隙間を埋め、姿勢を安定させましょう。自分の身体に合ってないソファはよけい疲れてしまったりすることもあるので自分の身体に合ったソファを選びましょう。
  • 自動車のしシート
    深く腰掛け、ひざが直角に近い角度になるまでシートの位置を調整します。シートと背中の間に隙間ができる場合は、タオルやクッションを利用して隙間をなくし、姿勢を安定させましょう。

「座骨」で座ろうとすると、今まで自分がどれだけ猫背であったか痛感する人もいるでしょう。
正しい姿勢を心がけることで、体の不調が改善されるだけでなく、座り姿勢がキレイになって自分への自信に繋がります。
肩こり、腰痛も背筋を伸ばして座ることで解消が期待できます。

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