Column

トレーニングについて

骨粗鬆症

骨粗鬆症とは、骨の密度が減少してスカスカになる症状のことです。

骨は年齢とともにもろくなっていくものですが、特に更年期以降の女性が気をつけるべき病気です。
骨の代謝には、女性ホルモンが関わってきますが閉経後に女性ホルモンの分泌がかなり減るので、以前に比べて骨密度も減ってしまうのです。

運動不足は骨密度を低下させる要因です。骨がもろくなると、ぶつけただけでも骨折してしまう可能性が。そうなってからでは大変です。

骨も新陳代謝する

実は古くなり劣化した骨は、メンテナンスされて新しい骨へと生まれ変わっています。 これが骨の新陳代謝です。
健康な骨では、骨吸収(骨を壊す働き)と骨形成(骨をつくる働き)のバランスがつり合っています。
しかし、骨粗鬆症の骨では、骨吸収がどんどん進んで骨形成を上回ってしまい、骨の新陳代謝うまくいかず、骨がスカスカになってもろくなるのです。

無理なダイエットや運動不足は骨粗鬆症の原因になります

成長期の無理なダイエットは、将来の骨密度に悪影響を及ぼします。
骨は負荷がかかるほど、骨をつくる細胞が活発になりますので、運動不足は骨が衰えやすいのです。
その他、喫煙や過度な飲酒の習慣がある人は骨粗鬆症のリスクが高くなります。
避けられない加齢や閉経と異なり、運動不足や無理なダイエット、喫煙、飲酒はご自身の意思で改善することができます。

危険なこむら返りを自宅で簡単に見分ける方法。
【こむら返りが起こりやすい時】

  • 寝ている時
  • 運動中
  • 妊娠中
  • 体が冷えたとき
  • 疲れているとき

危険なこむら返りを自宅で簡単に見分ける方法。
仰向けに寝て足を上げ足首を曲げたり伸ばしたりします。 動かした後、片足の色が白くなってしまった場合、閉塞性動脈硬化症の可能性があります。

■閉塞性動脈硬化症
動脈の閉鎖により、足の動脈が狭くなったりふさがったりなどして足がいつも冷たかったり、しびれたり、歩くとふくらはぎが痛くなったりする症状が出てきます。

「骨粗鬆症」チェック
次の質問のうち当てはまる項目はありますか?
1つでもあてはまれば、骨粗しょう症の可能性があります。

  • 以前より身長が低くなった
  • 背中や腰が曲がってきた
  • 背中や腰に痛みを感じる
  • 食べる量は少ないのに、お腹がすぐいっぱいになる
  • すぐに息切れがする
  • 着ていた服の身丈が体に合わなくなった
  • 重いものを持ったり、立ち上がるときに腰が痛む

骨を強くする食材
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂りましょう。
カルシウムの1日の摂取推奨量は、700~800mgです。
カルシウムとビタミンDを同時に摂ることで、腸管でのカルシウム吸収率がよくなります。

■カルシウム

  • 牛乳
  • 乳製品
  • 小魚
  • 小松菜
  • チンゲン菜
  • 大豆製品
  • 重いものを持ったり、立ち上がるときに腰が痛む

■ビタミンD

  • サケ
  • ウナギ
  • サンマ
  • メカジキ
  • イサキ
  • カレイ
  • シイタケ
  • キクラゲ

■ビタミンK

  • 納豆
  • ホウレン草
  • 小松菜
  • ニラ
  • ブロッコリー
  • キャベツ

「骨粗鬆症」予防策
予防策としてはカルシウムの摂取や日光浴、運動が良いと言われています。
「体重をかける」こと、つまり、骨に重力による刺激を与えることが大事です。

生活のなかで階段の上り下りや散歩などを取り入れ、運動量を増やすだけでも効果があります。骨密度の低下防止にとくに有効な運動は、ウォーキング、ジョギング、などが良いと言われています。

そして更に筋力トレーニング。
筋肉と骨は腱を通して繋がっています。重りを持ち上げる度に筋肉が縮み、直接骨に刺激が伝わるのです。筋トレで骨密度を維持・向上しましょう。

初回無料体験(約40分)のご案内