Column

トレーナー コラム

寺井 健二氏 コラム

運動と食のあり方について
「カラダを引き締めたい」「見違える姿になりたい」など、ご自身のカラダを変えたいと思ったことありませんか?
理想のカラダづくりのためには運動と食事をセットで考えるのが最も効果的です。さらに『楽しむ!』ことが重要であるということも忘れてはいけません。

まず運動については、自分に合ったものをいち早く見つけること!
ウォーキングやジョギング、パーソナルトレーニングやフィットネスなどの体験などで、「これなら楽しめる!」という自分に合った運動を探して、継続していくことが一番の近道です。

では食についてはいかがでしょうか。
私たちのカラダは食べたもので形成されているので、健康的で美しいカラダを手に入れるためにはバランスのよい食事が重要です。
最近では「糖質制限ダイエット」などもよく聞かれますが、炭水化物はカラダにとって重要なエネルギーであり、不足すると倦怠感、疲労感、イライラなどの症状があらわれます。
雑穀や玄米、ライ麦パンなどはエネルギー効率がよく、栄養価も高いため、満腹感や満足感をしっかり得ることができます。
また血糖値も安定するのでお菓子や甘いものへの欲求も抑えられます。反対にラーメン、うどん、菓子パンなどはカラダにとってあまりよい影響がありません。

大事なのは炭水化物の“質”であり、炭水化物を摂らないことではないのです。
そのためにも、普段はできるだけ“質”の高い炭水化物を摂るように心がけ、週に一度のご褒美の日には好きなものをしっかり食べるといった方法で、気持ちをリフレッシュさせながら継続していくことが大切。

日本に昔から受け継がれてきた『一汁三菜』などは非常にバランスの良い食事ですので、理想体型に近づけるためにはぜひ取り組みたいところですね。

また、「いつ」「どのように」食べるかも健康や体型を維持するためには重要なポイントです。
痩せやすいカラダ、太りにくいカラダへと導くためには、朝食をしっかり摂ることが基本。
朝食を抜くと代謝が上がらなくなり、より多くのエネルギーを吸収しようとして肥満につながります。
さらに噛む回数を増やせば唾液の分泌量が増え、その成分によって満腹中枢が刺激されるため、食べ過ぎる前に満腹感を得ることができて余分なカロリーを摂取せずにすみます。

運動だけのカロリー消費、食事だけのカロリー制限にかたよらず、運動と食事の両面から考えた規則正しい生活習慣を実践することが、最高で最善のカラダづくりの方法です。そして、何よりも『楽しむ!』ことを忘れずに、継続できるカラダ作りに取り組んでみませんか?

寺井 健二 プロフィール
1980年、石川県生まれ。富来高等学校卒。摂南大学経営情報学部卒業後、大阪ハイテクノロジー専門学校スポーツトレーナー学科に入学。卒業後、トレーナーとしてミュージカルテニスの王子様帯同トレーナー、大阪桐蔭高校ラグビー部トレーナーなどで活動。
  • 日本体育協会公認 アスレティックトレーナー 取得
  • NSCAジャパン CSCS 取得
  • 赤十字救急法救急員 取得
  • 日本体育協会公認 ホッケー競技コーチ 取得

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